
ブログを始めてアクセス数も伸びてくると
国を問わずアクセスが出てくるようになりますよね。
閲覧者が増えることは素直に嬉しいことなんですが
国によっては法律があって影響が出ることもあるんです。
それが個人情報関係になります。
ヨーロッパのEU一般データ保護規則(GDPR)
アメリカのカリフォルニア消費者プライバシー法があります。
自分には関係がないと思っても
その地域からのアクセスがあると関係してきますよ。
どちらも法律なので罰金があるので少し気になりますよね。
これらの対策はブログでのクッキー使用の同意を得ることで回避できます。
他のサイトを見ていて
「クッキー使用の同意のボタン」など見たことありませんか。
そこでブログにもクッキー使用の同意を得るボタンを設置できる
プラグイン「Cookie Notice for GDPR & CCPA」の紹介です。
簡単な設定ですぐに使えますよ。
ここでは画像付きで設定、使い方を説明してるので参考にしてみてください。
Cookie Notice for GDPR & CCPAとは
Web上での個人情報保護に関することで
ヨーロッパ、アメリカのカリフォルニア州が管理している法律です。
ブログが日本であってもその地域からのアクセスで
この法律が適応されます。
ヨーロッパ: EU一般データ保護規則(GDPR)
アメリカ: カリフォルニア消費者プライバシー法(CCPA)
GDPR・CCPAで保護対象となる個人情報はこのようなものが含まれています。
・個人の画像、映像、音声
・Eメールアドレス
・顧客の氏名が含まれるもの(顧客名簿など)
・従業員や取引先企業担当者の氏名が含まれるもの
(従業員名簿、人事システム、組織図など)
・位置情報
基本的にはクッキー利用の同意、プライバシーポリシーを設置することで
対応することになります。
プラグイン「Cookie Notice for GDPR & CCPA」のインストール
それでは進めていきましょう。
WordPressにログインしたら
ダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」へとクリックします。

プラグインを追加のページが表示されたら
キーワード検索欄に「Cookie Notice for GDPR & CCPA」と入力しましょう。
検索結果は、自動で反映されます。

Cookie Notice for GDPR & CCPAを見付けたら
「今すぐインストール」をクリックします。
*稀に下の方や右側、または違うページにある場合があります。

インストールが終わると「有効化」をクリックしましょう。

有効化すると自動でインストール済みプラグインのページに移動します。
もし、WordPressバージョンの違いで移動しない場合は
自分で「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」に移動しましょう。

Cookie Notice for GDPR & CCPAのインストールは終わりです。
GDPR & CCPA対策の初期設定
このプラグインの使い方は設定後は
放置する形で機能すので設定だけになります。
項目は多いですが
複雑なものがないので順番に進めていってください。
管理メニューから「設定」→「Cookie Notics」をクリックしましょう。

Cookie Noticsページが開くので
順番に進めていきましょう。
各項目の説明は画像の下にあるので参考にしてみてください。

メッセージ: ここにクッキー使用の説明と同意を伺う文章を入力します。
ここではこの文章にしました。
「当サイトでは利便性向上や閲覧の追跡のために
Google・他提携サービスによりCookieが使用されています。
サイトの閲覧を続けた場合Cookieの使用に同意したことになります。」
ボタン: 選択ボタンのテキストを入力します。
ここでは「同意する(YES)」にしました。

プライバシーポリシーのリンクを有効にする: チェックを入れて
ボタンのテキストを入力します。
ページリンク・カスタムリンク: 自分のプライバシーポリシーをリンクに使うので
ページリンクにチェックを入れます。
ページ指定で: 自分のPrivacy Policyを選びます。
WordPress のプライバシーポリシーページと同期します。: チェックしていません。
_blank _self: _blankのままでOKです。
Banner メッセージ: BannerのままでOKです。

Refuse consent:
サードパーティの追跡 Cookie を
拒否する選択肢をユーザに提供します。: ここにチェックを入れます。
The text of the button to refuse the consent.: 「いいえ(NO)」と入力しました。
Revoke consent:
Enable to give to
the user the possibility to revoke their consent: 同意した時のアナウンスを
(requires “Refuse consent” option enabled). 表示する場合はチェックを入れます。
同意した時のアナウンステキスト: 「いつでも「同意を取り消す」ボタンから
同意を取り消すことができます。」にしました。
Enter the revoke message.: 「同意を取り消す」にしています。
The text of the button to revoke the consent.: 「手動」にしています。

ブロックされるスクリプト: 特にブロックするものがないので
白紙のままにしています。

再読込:
Enable to reload the page after the notice is accepted.:
同意をした後にページをリロードできるようにするかどうかになります。
ここはチェックを入れていません。
スクロール時:
Enable to accept the notice when user scrolls.:
ページをスクロールしたときに通知をするようにします。
ここはチェックを入れています。
合意をしたときに非表示にするためのスクロールの必要数になります。
「100 px」にしています。
On click:
Enable to accept the notice on any click on the page.:
ページ上のクリックで通知を受けることができます。
ここではチェックを入れていません。
Accepted expiry: 同意後の有効期限になります
「3ヶ月」にしています。
Rejected expiry: 拒否した後の非通知期間になります。
「3ヶ月」にしています。

スクリプト位置: 「ヘッダー」にしています。
無効化: プラグインの無効化時にプラグインの全てのデータを削除したい場合
このオプションを有効化します。
チェックを入れていません。
病気(Corona Banner)などの情報の項目が
追加されている場合がありません。
ただのインフォメーションですので設定はありません。

位置: クッキー同意のバーを設置する位置を選びます。
ここでは「下」にしています。
アニメーション: アニメーションを選びます。
「フェード」にしました、
ボタンスタイル: 「Dark」にしました。
ボタン class :「button」と入力しています。

カラー:
テキスト色: 上部で入力した文章のテキストの色を決めます。
白色にしています。
バーの色: 黒色にしています。
Bar opacity: バーの透明度を選べます。
ほとんど透けない95%にしています。
最後に「変更を保存」をクリックしましょう。
お疲れ様です。
項目は多かったですが
設定する箇所はあまりなかったですね。
クッキー使用の同意バーの確認
それでは実際にどのように設置されるのか
確認していきましょう。
ダッシュボードから「サイトを表示」をクリックします。

画像のように指定した下側に
クッキー使用の同意バーが設置されていますね。

設定で自動にしていた場合は同意クリック時に
「同意を取り消す」に内容が変わります。

また、ボタンのプライバシーポリシーを
クリックするとリンクが機能してページが表示されますよ。

これでCookie Notice for GDPR & CCPAの紹介は終わりです。
この個人情報保護対策はあると安心ですよね。
他にも同じ機能のプラグインがありますので
サイズや使いやすい方を使うといいですよ。
興味のある方はここより参考にしてみてください。
まとめ
GDPR & CCPAの対策プラグインでした。
この個人保護方法って関係ないようで罰金があると気になりますよね。
Googleアナリティクスなどで
ヨーロッパ、アメリカからアクセスが多い場合は要注意ですよ。
よく勘違いするのが「海外向けのブログでない」「日本語のブログ」などです。
私のブログでもそうなのですが
意外とその国の在住の日本の方が読んでくれています。
これは在住の方がネットで情報取集して
自分でブログを運営したりするからなんです。
日本にいないから日本の情報をネットで探したりしますよ。
ぜひ、海外からのアクセス数が増えてきたら使ってみてはどうでしょうか。
そこでこれをやらなきゃ損をするということで
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